実践した感想・成果
何をすればよいかが分かった (14/07/01)
コールセンター スーパーバイザー 高野 真俊様
会社、家庭ですぐに実践できることとして心がけたのは、
①聞く時には相手を見て、何かしている手を止めて聴く。
②自然に、褒めてみる。
③目を見て笑顔で挨拶する、声をかける、でした。
①手を止めて聴くことは、改めて自分を振り返ると何かを読んでいたり書類を見ていたりするとそのまま手を止めずに聞くシーンが意外と自分に見つかり、反省しました。
自分では相手の言葉を聞いているつもりなのですが、まず相手にそうは取られないということはメンタルヘルスケア講習のワークで実感済みです。
しかし実践してみると、何かをしながら話を聞いていると途中で聞くのが面倒になってしまって親身な気持ちになれない自分に気づきました。
聞く時の姿勢は大事です。
②は中々難しく、「え?どうしたんですか?気を使ってくれたんですか?」などと言われたり、今までどれだけ褒めていなかったんだよ、と自らを省みらされる結果でした。
どの人にも、1億いいところがあるんだけど、ちょっと一つ口に出してみよう、というワークのスタンスで、自然に褒められるよう継続したいです。
③と、また自分がメンタルヘルスケアの勉強をしているということを言っているせいもあると思いますが、講習受講後3人ほどの人から相談を受けました。
一人は本当にたまたまタイミングが重なっていて、最近姪がパニック障害を起こし休職している。
「職場には行きたい意志もある関係で、自分の家から通うかもしれない。どう接したらいいのだろう?」との事。
ただ聞く事の大切さとその時の心構えを説明できました。
その方は、自分の周りでそういう人が出るとは思っていなかったと仰っていました。
実際にそうなって初めて困り、それで困ったまま何もできない人がほとんどなのではないかと思います。
また、普通に友達同士、同僚同士で会話をしている時に、メンタルヘルスの相談は一般的にしないし、できないのではないかと思いました。
異動に悩んでいる人の話を聞いたり、実際にカウンセリングのようなことも少しずつ出来ています。
何をすれば良いか(主に傾聴ですが)分かるというのは有り難いことです。
学んだ知識を拡げることも今後は積極的に取り組みたいと思っています。
相手の望みを気付かせていくことが出来た (14/06/05)
M.K.さん 食品会社勤務 管理職 50代 女性
東京の講習会から1か月が過ぎました。
相変わらず仕事に追われる毎日をすごしております。
そんな中でも、カウンセリングを3度ほど(1人は2回)やらせていただきました。
特にセクハラに関する相談の時は、こちらから「何か話したいことあるのでは?」の問いかけからカウンセリングに進みました。
話しにくいこともあったと思いますが、その時の状況、どう思ったのかを語ってもらい、また現状の変化は、相談者にとってどうなのか、どうしたいのか、関係者への報告の仕方等、話し合いました。
後に確認すると、相手の方のことを思い、現状維持で様子を見るという(周囲に必ず人をつけ、2人だけにはしないという条件付き)判断になったそうですが・・・。
結果、自分より大きな人が近くに来ると、身体が硬直して、仕事の効率が落ちてしまっている、同僚にも今までと違った目で見られているような気がする、と、改善されていないので、再度話し合い、本当はどうしたいのかを聴き、もう一度人事部と話し合うよう機会を作り、現在は落ち着いているようです。
以前なら、こちらで勝手に問題を解釈し、解決?し、押しつけがましく話を終わらせていましたが、まず聴く立場を守り、相手の望みを気付かせていくことが出来たように思いました。
聴くことの大切さ、難しさを痛感する毎日です。
目からウロコでした。 (14/01/30)
T.K.さん 不動産会社勤務 中間管理職 40代 女性
私は40代女性で会社では中間管理職です。
メンタルヘルスカウンセラー養成講座を受講して、メンタル不全者が企業に与える『損失』が如何に大きいかを知りました。
新入社員教育を任されている私にとって、未熟型うつ病が若者に多い事とその症状を聞きびっくりしました。
実際、その症状が見受けられる新入社員がいたからです。
そして講座では、『社員への声のかけ方』『相談を受けた時の対応』等、わかりやすく具体例を出して頂いてます。
非常に実践しやすいと感じました。
その一方法として、『ストローク』や『傾聴』を学びました。
上司として部下と関わるのではなく、部下の考えを傾聴しながら『何をどう考えているのか?』を理解するようにし、部下との『ラポール』を築いていければ、今まで部下に任すのが不安だった仕事を安心して任せられるようになると思いました。
実際、実践してみました。
部下からは驚く程色んな意見が出されました。
目からウロコでした。
原因は私にありました。
『傾聴』する事の大切さを学ばせて頂きました。
これからも事ある事にテキストを読み返し自然に『傾聴』できる様鍛錬して、家族や友人にも実践してみようと思いました。