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2021年5月アーカイブ

気持ちをのらせる方法 (21/05/31)

気持ちをのらせる方法】

 

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よくある「気持ちがのらない」。辞書上では積極的に気持ちがのらないさまとなっています。

勉強しなくちゃいけないけど気持ちがのらない。

掃除しないといけないけど、気持ちがのらない。

今日中に資料作成を終わらしたいけど、気持ちがのらない。

ここで大切なのは、何で気持ちがのらないんでしょう。

そう、やりたくない、できれば放棄したいことだからです。

でも何でやりたくないんでしょう。それは、めんどうくさいから。

ででは、何で面倒くさいんでしょうか。

実はそう掘り下げていくと、ある理由が見つかってきます。

過去、それをやって疲れた経験。後悔した経験。失敗した経験。何の役に立っているか結果が見えにくい経験。

その経験による辛い、しんどい、もどかしい、悲しい、イライラ、モヤモヤという感情が沸き起こってきた。

そんな気持ちになるくらいなら、やりたくない=面倒臭いなのです。

結果的に、過去のマイナス感情がフワフワと残っているから。

もし過去、達成感やすがすがしさ、心地よさが残ったら絶対に行うのです。

例えばスマホでゲームをしない人は、電車の中でゲームしている人が不思議な事でしょう。

あんな何のメリットもなさそうなゲームをずっとやっていてめんどくさくならないのかなぁと。

やっている人は、過去達成感を味わい、またその感覚を味わいたいから。

そう、気持ちがのらない時は、気持ちをのらせる方法を考えていく必要があります。

1つ目に大切なのは、期限と決めること。ゲームには必ずゲーム終了時間があります。

そして最も有効な方法は、ご褒美制度。

それを時間内に行うことによって自分にどんなご褒美をあげるのか、です。

掃除してご褒美とは大げさなと思うかもしれませんが、要は「このためにやる」がないと人って気持ちがのらないんです。

どんなご褒美でもいい。午前中にこれが出来たらお昼ご飯が食べれるとか。

そして強い意志を持つこと。絶対やるという意志です。ぞれもゲーム感覚で。

「クリア」する瞬間、時間内にゴールする瞬間たのしくないですが?

気持ちをのらせるためには、ゲーム感覚で楽しんで時間内に欲しいものをゲットする。

まずは、そのために目の前にあるものに取り組んでみてください。

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早起きはメンタル的にも三文の徳 (21/05/28)

早起きメンタル的にも三文の徳】

 

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早起きは三文の徳。意味的に早く起きればそれだけ動ける時間が長くなるので良いとされますが、メンタル的にも絶大な効果があります。

早く起きるということは、それだけ太陽を浴びる時間が長くなるということ。

すると、身体を目覚めさせるホルモン、セロトニンという神経伝達物質がが分泌されます。

セロトニンとは、別名「幸福ホルモン」とも言われ、感情のコントロール、心の安定させてくれるホルモンです。

実はメンタルへルスにもこのホルモンは最重要とされており、いわゆる精神安定薬等にもこのホルモンを体に残しておくための作用があるくらいです。

朝日を浴びてセロトニン量が増えると気持ちが安定して、仕事に取り組むことができるようになります。

朝日を浴びることで、心の状態を整え、1日のパフォーマンスアップに繋がり、自分の力を引き出してくれるのです。

どれだけ遅く寝ても、朝日を見るだけで気持ち的にシャキッとしませんか?

何故かというと、セロトニンの効果も大きいのです。

蛍光灯でも同じじゃないか、って思うかもしれません。

でも蛍光灯は見続けることができても、太陽の光は見続けることができないくらいの強い光です。

太陽のパワーをもらうこと。実は誰でもできるメンタルヘルスケアなのです。

・ストレスケアについてたくさんの方法を知り、自分にできるストレスケア法を見つけられるストレスケア研修は、こちら。

 

 


6月にぜひ気を付けたいメンタルへルス (21/05/26)

6月にぜひ気を付けたいメンタルへルス

 

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五月病に代表されるくらい、6月はメンタルへルスに重要な時期です。

またこの6月の時期、離職も増えるのも、実はメンタルヘルスの関係も大きいのです。

特に梅雨に入ると、気分が滅入りがちになります。すると考え方がマイナス方向へ。特にテレワークや自粛が続いていると、この状態はかなり進んでいきます。

ちょっと仕事が難しくなり、ついていけないという「感覚」は、

「自分はこの仕事には多分向いていない」「みんなの足を引っ張っている」というような方向性へ進み、誰もそんなことは思っていないのに、一人でどんどんマイナス的方向へ進んでいきます。

結果的に、「辞めたらこの気持ちから解放される」というとこに行きつき、離職を考えるようになるのです。

最近、提出物に遅れが生じている。

顔が暗い。笑顔が減った。オンラインミーティングを欠席する。

そのような自分がいたり、周りにいた場合は、あなたのせいではなく、天気や時期のせい。

一人で悩まず、誰かにまず相談してください。

適切な答えが返ってこなかったとしても、気持ちが落ち着くことでしょう。

・しっかりとメンタルへルスの扱い方をマスターする、メンタルへルスカウンセラー養成講座は、こちら。


やる気が出ない時のやる気の出し方 (21/05/24)

やる気が出ない時のやる気の出し方】

 

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やる気が出ない。何だかわからないけどやる気が起こらない。

そんな経験、絶対にあるはず。

そして、気持ちの切り替えにと運動してみたり、気分転換に買い物など散々試してはみても、また現実に戻ると全くやる気が出ない。

今度は、やる気が出ないことがストレスとなる。そして、一日が終わり、仕事が溜まるという負のループを経験された方もいるかもしれません。

では、やる気が出ない時にどうしたらやる気が出るのでしょうか。

大概上記の流れに陥る場合、「気持ち」を行動の原動力としていること。

例えば、今やる気が出たのでがんばる、楽しそうだから行ってみる、など。

そうした場合、感情に大きく行動が左右されるので、感情が行動へと向かわせないと動けないのです。

これを逆にしてみること。

例えば「やる気ないけど、動いてみたらやる気が出てきた」とか「乗り気がないけど行ってみたら楽しかった」という場合。

この場合は、行動が感情を引っ張っています。

運動だって、めんどくさいけどとりあえずジムに行って身体動かしたらスッキリした、のと同じです。

これ、心理学でいう「行動療法」と呼ばれるものです。

大切なのは、この行動に感情を絶対に乗せない、扱わないこと。

どんな感情か、ではなくまず動く、やってみるから始めることです。

掃除しなくちゃいけないけど、するのめんどくさいなぁ。

めんどくさいを扱わず、まず掃除機を持ってみるという行動を起こす。

結果として、スッキリや達成感が付いてくるのです。

まず、行動。

ぜひやる気が出ない時に試してみてください。

感情を扱わない行動を!

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メンタルへルス不調と心の病の境目は? (21/05/21)

メンタルへルス不調心の病の境目は?】

 

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メンタルへルス不調と心の病。どちらの言葉もメンタルへルスを掲げるときにはよく耳にする言葉であり、多くの方が混同された使い方をされています。

「メンタルへルス不調と医者から診断され、休職・・・」

「ストレスにより心の病になった時、どう病気を自分で治していくのか」

上記の使い方は、日本メンタルヘルスケアサポート協会からいうと、かなり混同されている状態です。

ではどう違うのか。

まず、メンタルへルス、心という言葉をとって考えてください。

すると「不調」と「病気」が残ります。

不調とは、調子が悪いこと。思わしくないこと。

病気とは、障害を起こし苦痛や不快感を伴い、健康な日常生活を営めない状態のこと。

これを考えると不調と病気は、軽度と重度となります。

「胃の不調を感じ、病院へ行ったら胃潰瘍だった」

まさにこの状態です。

または「胃の不調を感じ、病院へ行ったら胃もたれだった。」

これは不調だった、ということで、病気ではありません。

メンタルへルス、心がついても同じです。

「気持ちの憂鬱感が取れないので、病院へ行ったらうつ病だった」

不調が悪化して病気になりました。

「気持ちの憂鬱感が取れないので、病院へ行ったらまず一週間休みましょうと言われた」

これは不調であったということで、病気ではありません。

お気づきの通り、病気には必ず病名が付き、診断がなされます。

なので、メンタルへルス不調と心の病の境目は、その方が病院へ行ってどう診断されたかによって境目となるのです。

胃が痛いは、まだ病気ではないけど、胃潰瘍と診断されたら病気です。

まず境目をはっきりさせたい場合は、病院へ行ったかの有無を確認すること。

また病気かもと心配するのであれば、病院へ行ってみてもらうことをお勧めします。

ただ、独特の言い回しがあることは知っておいてください。

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「傾聴」がストレスになる前に (21/05/20)

【「傾聴」がストレスになる前に】

 

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聴く。これがストレスとなっている方は、実は多いようです。

部下から相談されても、どう話を聴けばいいのか分からない。

子供の話をしっかり聴いてあげたいのに、うまく聴けない。

原因として、まず自分の意見や考えが邪魔をしている。

要は、「何とか答えをださないといけない」という考えに囚われている傾向が強くでてると、かなり傾聴は難しく、聴くがストレスになるのです。

まず覚えておいてほしいのは、傾聴のスキルには、アドバイスや答えを提示するという内容は含まれていないということです。

傾聴が難しくなる1つのポイントとして、焦点を聴くにあてること。

多くの例で、「アドバイスや良い方法を見つけるために聴く」という観点があります。

実は傾聴はそうではありません。

「聴くことで、望む方向性が見えてくる」という観点です。

あくまで傾聴は、今悩んでいることを整理するスキル。

相談をされる方の頭の中は、どこに何を閉まったのか、見当がつかない物置だと思ってください。

様々な出来事が絡み合って、ぐちゃぐちゃになっています。

傾聴はスキルを使って、それを整理整頓していく作業。

そして、その中に実は欲しかったものが入っている可能性が高いのです。

良い方法は、実は自分が持っていた。

それに気づかせてあげるために、考えを整理する道具が、傾聴であるということ。

だからこそ、ひたすら聴き続けるということが大切なのです。

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オンラインでどう感情を伝わらせるか (21/05/19)

オンラインでどう感情を伝わらせるか】

 

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テレワークでのオンライン。だいぶ使い慣れた環境にいるかもしれません。営業でもオンライン化が進んでます。

ただ、リアルより情熱や熱意、真摯さが伝わりにくいと、そこにもどかしさを感じるかもしれません。

ではどのように思いという感情をオンラインで伝えていくか。そのヒントは、ドラマです。

ドラマはテレビ。要は、録画されたオンラインと同じです。

ただドラマを見て涙したり、主人公と同じような気持ちになるのはなぜか。

リアルと大きく差があるのは、距離感。

リアルであるかのような臨場感。この距離感をどう縮めていくのかということが、オンラインの大きな壁となります。

では、ドラマではどうやって臨場感を作っているか。

それはリアクションです。

テレビで引き込まれるような動きをぜひリアルでやってみてください。

かなりオーバーリアクションな動きになると思います。

それもあなたがビックリするようなところまで行わないと、同じ動きはできません。

これがポイントです。

リアルではビックリする動きを意識して行うのです。

笑顔を倍に。抑揚を倍に。手の動きを倍に。倍にするとゆっくりになります。すると伝わりやすくなる。

「3つお願いがあります」

この言葉をいうだけでは、全くお願いに緊張感が伝わりません。

そこに手を出して3つのポーズ、さらにお願いという時に顔の前で手を合わせる。

もちろんやっている本人は非常に違和感を覚えるでしょう。

ただ画面を見ている相手は、テレビを見ている感覚なので、そこで臨場感が伝わり、ぐっと距離感は縮まります。

大切なことをいう時程、オーバーリアクションで。

ぜひ試してみてください。

相手の反応が180℃変わります。

・オンラインでもしっかり伝わる技術が身につく、メンタルヘルスケア講師養成講座は、こちら。


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