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テレワークのメンタルヘルスで重要な話を聴く時間 (21/02/08)

テレワークメンタルヘルスで重要な話を聴く時間】

コロナ禍の自粛やテレワークで社員のメンタルヘルスが心配という声を聞きます。

ただ心配だ、というだけでオンライン会議などで顔が見れた時に様子を伺うようにしているくらい。

結果的には具体策を見いだせていないことも少なくありません。

実はオンライン会議の中で様子をどのように伺っているかが、ポイント。

その時に重要になるのは、声のかけ方です。

 

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よく言いやすいパターンとして、「元気にやってるか。」「心配ないか。」「大丈夫か。」です。

これはメンタルヘルス時には「NO」なのです。

今まで本当に何でも話していた上司や信頼心の厚い上司なら本当の気持ちをいえますが、大概は

「はい、元気でやってます。」「心配ありません。」「大丈夫です。」と答えるでしょう。

質問自体がはい、かいいえ、でしか答えられないので、元気に見せなければならない上司の前ではみんなそう答えるでしょう。

そしてそれを上司がうのみにすることも良くありません。

本当に部下の現状や心情を知りたいのであれば、会議ではなく、あえてオンラインで話をする時間をつくりましょう。

さらに言えば、この時間を相手も望むよう、誘導する必要があります。

そのためのアプローチを込めた声がけを意識することです。

「以前と比べて何か変化があるかな。ちょっとでも心配事があったら私は、必ず折り返しをするから、時間を気にしないでいつでも連絡してね。」

「気になることがあったら迷うことなく連絡してきていいですよ。ただ私は18時からは家族がいるので、その前であれば時間をとるよ。」

などです。

具体的声がけのポイントは、「さりげなく、悟られず、何回も」伝えるということ。

リアルで会っていたころ、休憩時間やお昼ご飯やたまの飲み会などで、プライベートの話や、実は仕事で行き詰っていて、、という話はなかったでしょうか。

でもそれは、「仕事を離れた仕事」で、仕事関係はあるものの信頼関係での話の場、だったと思います。

今はそれがないことに気づいてください。

だからこそ、仕事上のオンライン会話ではなく、仕事を離れた仕事上のオンライン会話をする時間をあえて作っていく必要があるのです。

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